お役立ちコラム
湯の山温泉の蒼滝(あおたき)への行き方・ 駐車場情報
三重県 湯の山温泉での周辺散策といえば、
- 御在所ロープウェイ
- 大石公園
- 蒼滝
の3つが、代表的なおすすめスポットです。
中でも蒼滝 (あおたき) は、2009年9月のゲリラ豪雨によって、滝までの遊歩道が崩壊し甚大な被害を受け、近寄ることもできませんでした。
現在は河川工事も終了し、川の流れも落ち着きました。
以前は、蒼滝までのコースに東海自然歩道が通っていたものの、今は裏登山道を一部利用してのアクセスのみとなっています。
少し山道を歩きますので、軽く汗を流すほどの運動になると思います。
チラッと見るだけでしたら「湯の山かもしか大橋」の中間辺りから、御在所岳を見て下の方に視線を下すと、蒼滝が流れているのを遠くに見ることができます。
蒼滝は、緑の樹々に囲まれた中にあり、水飛沫と共に 落差約50mの高さの滝が目に飛び込んできます。
天気の良い暑い日には、涼を求めて、カップル・ご夫婦・家族連れが、蒼滝まで散策しているのをよく見かけます。
この記事では、御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館『ホテル湯の本』の営業企画責任者として勤務している私が、湯の山温泉の蒼滝について解説します!
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蒼滝への行き方
御在所ロープウエイ乗り場から蒼滝までは、徒歩で片道約30分です。
裏登山道を歩き、尾根を一つ越えて、階段を下りたところに蒼滝があります。
まず、御在所ロープウエイ山麓駅の横を通り、階段を少し下りて小道を進みます。
200mほど行ったところに、御在所岳の裏登山口があります。
▼この裏登山道から登ります
▼蒼滝まで0.2kmと書かれていますが、実際はもっと歩くと思います
登山口の階段を上り、歩きやすい道をジグザクと進んで行くと、途中の開けた箇所から、御在所ロープウェイが動いているのを見ることができます。
そこから少し上がると、蒼滝不動尊が祀られている尾根上に出ます。
隣接している茶屋は、ひっそりと閉まっていますが、昔は多くの人が訪れた形跡があり、湯の山温泉が有数の観光地だったことを思わせます。
▼尾根上にある蒼滝不動尊
さらに左奥に続く道に進むと、すぐに標識がある分岐点が出てきます。
蒼滝へ下りる階段と、そのまま御在所岳に登る裏登山道の分かれ道です。
▼蒼滝への分かれ道 (階段を下ります)
蒼滝までは、下りの長い階段が続いています。
落ち葉で足元が滑らないよう、気を付けてください。
一部手すりが朽ちていますので、慎重に下っていきましょう。
帰りは、この階段を上って来た道を戻ります。
▼蒼滝まで、長い階段を下りていきます
下まで行くと、滝の音が聞こえ、左手に蒼滝が現れます。
ごつごつした花崗岩がありますので、大きな岩の上に登って、蒼滝をバックに写真を撮るのもおすすめです。
滝つぼに近づきすぎると、カメラのレンズが飛沫で濡れるかもしれません。
▼ここから蒼滝の滝つぼを見ることができます
▼蒼滝と花崗岩の岩々のコントラストが綺麗です
※注意点※
- ルートは整備されていますが、サンダルやヒールでは危ないため、スニーカーなどの運動靴でお出かけください。
- 大きな岩の上は滑りやすいので、注意してください。
- 大雨の降った後は水量が増してとても危険ですので、滝には近寄らないでください。
▼蒼滝までの道案内動画を、YouTubeにUPしました
蒼滝の駐車場情報
水害被害がある前は、公共駐車場の蒼滝駐車場 (湯の山かもしか大橋の橋脚のたもと/無料) に停めて遊歩道を歩き、蒼滝まで行くことができました。
残念ながら、現在は蒼滝までの遊歩道が通行不可であるため、蒼滝駐車場から直接蒼滝までアクセスできません。
そのため、一番近くて便利な駐車場は、御在所ロープウェイ乗り場前の「御在所ロープウエイ駐車場」で、ちょうど『ホテル湯の本』の向かいにあります。
鈴鹿スカイラインから「湯の山かもしか大橋」を渡って右折すると、右手に出てきます。
御在所ロープウエイ駐車場 (有料)
ロープウェイ山麓駅前の立体駐車場で、約250台、24時間いつでも停めることができます。
駐車料金は有料で、1,000円かかります。お釣りが出ないので注意してください。
まとめ
- 蒼滝は、湯の山温泉の散策スポット
- 落差約50m
- 徒歩で片道約30分
- 御在所ロープウエイ駐車場が便利
湯の山温泉街に流れている三滝川は、名前の通り、上流に3本の滝があることから名づけられました。
その内のひとつが「蒼滝」です。
観光客から “そうたき” と間違われることも多いですが、正しくは “あおたき” です。
鈴鹿の川は、白い花崗岩と清流がとても爽やかさを感じさせてくれます。
ちなみに、蒼滝の名前の由来は、「花崗岩の白い岩肌が蒼く光って見えた」という説があります。
蒼滝の正確な高さは分かりませんが、落差約50m、幅10mといわれています。
ゲリラ豪雨の被害に遭ったときは、滝つぼが土砂で埋まりましたが、月日が経つにつれて、滝つぼも復元されました。
滝の傍まで行くと、水飛沫と落水時の風が、清涼感を感じさせてくれます。
蒼滝散策だけでなく、ロープウェイに乗って、御在所岳の山上散策も合わせると、湯の山温泉の自然を丸一日満喫できます。
*:*:*
湯の山温泉には、気軽に立ち寄れる日帰り入浴のできる施設が数多くあります。
忙しくて宿泊まではできない方でも、日帰り温泉で、日頃の疲れをゆっくりと癒してみてはいかがでしょうか。
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ランチと一緒に楽しみたいのが温泉。
登山の後は、開放感ある温泉で汗を流して、景色を眺めながら疲れた身体を労わりましょう!
▼ホテル湯の本の絶景露店風呂。湯舟にゆっくり浸かってホッと一息…
▼御在所岳の麓から、木曽三川河口エリアから名古屋方面を一望!天気が良ければ、遠くに恵那山、御岳山も見えます。
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この記事の
監修者
伊藤
御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
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