お役立ちコラム
登山は初心者の60代でもはじめられる?準備するもの5つをご紹介
何歳になっても趣味を持ち続けたいと思っている方は多いでしょう。登山は年々シニア世代の間でも人気が高まっているアクティビティの1つです。とはいえまったくの初心者で60代から登山をはじめられるのかと、不安に思う方もおられるでしょう。
そこで本記事では初心者の60代でも登山をはじめられるのか、また準備すべきものなどをご紹介します。楽しむための方法や注意点なども解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
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登山は初心者の60代でもはじめられる?
最初に気になる疑問としてシニア時代の方々が抱えている、登山は初心者の60代でもはじめられるのかを解説していきます。登山は初心者の60代からでもはじめられます。現に60代になってから登山をはじめ、60代以下の方よりもずっと足早に歩かれる方もおられるのが事実です。
思い返してみたら登山をしているとき、60代や70代などのシニア時代の方々とすれ違うことのほうが多かった方もおられるでしょう。もちろん20代や30代から登山をはじめて、数十年続けている方もおられるかもしれません。
ですがなかには仕事を定年退職した60代頃からはじめて、大切な趣味の1つとして登山に来る方も多くいらっしゃいます。子育てや仕事などから解放されたとき、自分の趣味に没頭したいと考える方は少なくありません。新たな趣味で登山を選んでみてはいかがでしょうか。
60代の初心者でも登山を楽しむには
続いて60代の初心者が登山を楽しむための方法を紹介します。登山は60代の方々にとって多くのメリットがあります。山の中を歩くことで、自然に癒されたり気持ちが落ち着いたりします。また体力がつくのもシニア時代に登山をおすすめする理由の1つです。
まずは何より大切なのが、自分自身の身を守ることです。今までほかのスポーツをしていたため体力があると思い、最初から難易度が高めの山を選ぶのは危険です。実際には登山をするときに普段使わない筋肉を使ったり、そもそも登山に慣れていなかったりするので体力がもたない可能性があります。
また標高が低い山は登りやすいと考えるのは危険です。低山にも上級者向けの山があります。自分の体力と経験値を考えて、山と登るルートを選ぶようにしましょう。そして登山をする際には登山計画書を作っておきましょう。登山計画書に記載する項目は主に以下の3つです。
- 登山に行く日程
- 登山予定のコース
- 登山者の情報
作成し終えたら所轄の警察署や登山口の専用ポストに提出しましょう。登山計画書のおかげでもしもの事態があっても、捜索しやすくなり助かる可能性が高くなります。
60代初心者が登山をする際の注意点
ここでは60代の初心者が登山をする際の注意点を解説します。
- こまめに水分補給する
- 休憩時間をしっかり確保する
- 無理をしない
- 自分のレベルにあった山を選ぶ
約30分に1回は水分補給するようにしましょう。喉が渇くと運動能力が低下してしまうため、こまめに水分を取ることを意識してください。また休憩時間もしっかり取って、エネルギー摂取しましょう。
何より無理をせず、安全第一に行動する必要があります。登りきるのが難しいと感じたら、途中で引き返すようにしましょう。万が一怪我をしても戻らなかったり山頂まで登りきることに集中しすぎたりしたら、再び登山をできなくなる可能性もあります。
とくに初心者のうちは無理は禁物です。自分自身の身を守り、楽しく安全な登山を心がけましょう。
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登山初心者が準備するもの
では次に登山初心者が準備するべきものを5つ紹介します。登山直前になって慌てないよう、しっかり確認しておきましょう。
- ウェア
- シューズ
- ザック
- 軽食
- 登山アプリ
順番に見ていきましょう。
準備するもの①:ウェア
まずはウェアです。服装は登山しやすさに大きく影響します。初心者で難易度が低い山を登る場合は、すべて登山用のウェアを着用する必要はありません。普段から使用していて動きやすいスポーツウェアがあれば、登山に利用できます。
ですが中級者以上の方で、標高が高く難易度も高い山に登る際は登山用のウェアを着用して臨みましょう。山は天候の変化が激しく、標高が上がると気温が下がります。とくに寒い時期に登山をする場合は重ね着をし、気候と体温にあわせて衣服を調整しましょう。
準備するもの②:シューズ
2つ目の持ち物はシューズです。登山するときは普段生活しているなかで履いているスニーカーは避けましょう。登山用のシューズを購入し、登山に備えてください。山道は足元が不安定だったり大きな岩があったりします。
そのため登山用のシューズで登山しないと、バランスを崩してしまったり疲れを感じやすくなってしまったりします。また天候が変わりやすいため、防水性のある靴がおすすめです。
準備するもの③:ザック
準備するもの3つ目はザックです。ザックは登山用のリュックを意味します。両手が自由に使えるタイプのザックを選びましょう。標高が高い山に挑戦する方は多めの着替えの服や食べ物が必要になり、持ち物が増えるでしょう。しかし日帰りの場合は約30Lのザックで十分です。
ザックには雨が降った時に必要なレインウェアやザックカバー、タオルなどを持参しましょう。ほかにも遭難した場合に大きな助けとなるコンパスや地図、筆記用具なども必要です。また夜になった時にも移動しやすいヘッドライトは、登山時にあると役立つでしょう。
準備するもの④:軽食
4つ目は軽食です。休憩時や移動時にサッと食べられるチョコレートや栄養バーなどがおすすめです。荷物にならずカロリーが高いものが登山にぴったりの軽食になります。加えて長時間持ち歩いても傷みにくい保存性に優れた商品を選ぶのが大切です。フルーツ類は傷みやすいため、早めに食べるようにしましょう。
また水も忘れずに持っていってください。長時間歩く分、汗も出ていってしまうため体が水分を欲するようになります。できる限り水を持っていくと安心です。
準備するもの⑤:登山アプリ
最後に紹介するのは登山アプリです。普段はスマートフォンを持ち歩かない方でも、登山に行く時は持っていくようにしましょう。家族や友人と連絡を取り合えるだけでなく、山頂からの眺めやきれいな景色を写真に収められます。
またスマートフォンには地図アプリやコンパスなど、登山の助けとなるアプリを入れておけます。その上、GPS機能があれば道迷いの確認もできます。なかにはSNS機能がついていて、50万件以上の登山記録があるアプリや、見どころを教えてくれるアプリなどがあります。
スマートフォンとあわせてモバイルバッテリーも持ち歩くと、万が一の時でも安心して登山できるでしょう。
まとめ
登山は60代からでもはじめられるおすすめのアクティビティです。新たな趣味を見つけたい方は登山に挑戦するのがおすすめです。自然に囲まれて歩くと五感が研ぎ澄まされ、体も心もリフレッシュできるでしょう。
1人で行くのもよいですが、可能であれば夫婦で、または友人と一緒に登山に行くと同じ喜びを共有できて絆も深まります。初心者のうちは無理をせず自分のレベルにあった山を選んで登るとよいでしょう。
そして登山に行く際は十分に注意して、安全を第一に考えながら楽しみましょう。ぜひ本記事で紹介した注意点や準備するものなどを参考にして山を訪れてください。
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この記事の
監修者
伊藤
御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
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