お役立ちコラム
東海地方で登山ができるおすすめのキャンプ場11選
アウトドアに注目が集まるにつれ、東海地方でもキャンプや登山を楽しむ方が増えています。
東海地方は東西に長く、その地形は北側に山脈、南側には台地と海岸平野が広がっているのが特徴。太平洋側の温暖な気候や内陸の冬の寒さなど、気候にも地域差があるため、各所に個性的なキャンプ場が分布しています。
そしてひと口にキャンプと言っても、楽しみ方は人によって様々でしょう。
本記事では、東海地方でキャンプも登山もどちらも楽しみたい方やキャンプ登山に興味をお持ちの方に、おすすめのキャンプ場を紹介します。
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東海地方で登山とキャンプができる場所
山の麓にあるキャンプ場は、山登りや山の温泉といった「山」ならではの過ごし方や楽しみ方があり、大変魅力的です。
東海地方のキャンプ場のなかから、登山とキャンプが楽しめるキャンプ場について、特徴やおすすめポイントなどをお伝えします。ご紹介するのは次に挙げる11のキャンプ場です。
- 鳥居道山キャンプ場(三重県)
- 宇賀渓キャンプ場(三重県)
- FREE AND EASY CAMP RESORT(三重県)
- 尾高キャンプ場(三重県)
- 八風キャンプ場(三重県)
- ながら川ふれあいの森 四季の森センター(岐阜県)
- 奥飛騨温泉郷オートキャンプ場(岐阜県)
- 無印良品 南乗鞍キャンプ場(岐阜県)
- くらがり渓谷キャンプ場(愛知県)
- 伊豆高原テントリゾート(静岡県)
- 伊豆シャボテンヴィレッジ(静岡県)
県ごとに見ていきましょう。
三重県のキャンプ場
三重県で登山を楽しめるおすすめキャンプ場として、次のキャンプ場をご紹介します。
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- 鳥居道山キャンプ場
- 宇賀渓キャンプ場
- FREE AND EASY CAMP RESORT
- 尾高キャンプ場
- 八風キャンプ場
おすすめ①:鳥居道山キャンプ場(三重県)
鳥居道山キャンプ場は、鈴鹿スカイライン沿いにある穴場のキャンプ場。樹林に囲まれ、落ち着いた雰囲気のなかでゆったりと過ごすことができます。バンガローやコテージ、オートサイトがあり、直焚火OKなのはうれしいポイントでしょう。
トイレや炊事場などの施設は少し古びた印象ですが、手入れが行き届いており、快適に利用できます。
鳥居道山キャンプ場以外の、菰野町のキャンプ場は別の記事でまとめております。
また、約20分歩けば御在所岳が見えますので、一緒に登山はいかがでしょうか。詳細は以下の記事をご覧ください。
【関連記事】御在所岳登山で知っておくべき基本情報まとめ
引用元:観光三重
おすすめ②:宇賀渓キャンプ場(三重県)
2023年4月、宇賀渓にオープンした「Nordisk Hygge Circles UGAKEI(ノルディスク ヒュゲ サークルズ ウガケイ)」は、デンマークのアウトドアブランドといなべ市が手掛けたアウトドアフィールドです。
円形のセンターハウスHygge CABINや形状が多様なHygge TENTなど、大自然の中を快適に滞在できるキャンプ施設が用意されています。
フィールド内と宇賀川の河原付近にはフリーサイトの「Wild CIRCLES」(サイト利用料:3,200円から)があり、テントやキャンプ用品を持ち込んでの利用も可能です。
宇賀渓付近のおすすめの山は竜ヶ岳。新しくなった宇賀渓のキャンプ体験を満喫しながら、竜ヶ岳登山を楽しみましょう。
【関連記事】竜ヶ岳(鈴鹿山脈)登山の登山ルートや登山口、アクセスなどを解説
引用元:Nordisk Hygge Circles UGAKEI
おすすめ③:FREE AND EASY CAMP RESORT(三重県)
菰野町にあるFREE AND EASY CAMP RESORTは、設備の整ったおしゃれなキャンプ場です。近鉄湯の山線「湯の山温泉駅」から徒歩 8分、新名神高速道路「菰野IC」より約5分といった好アクセスで、県内外から多くの人が訪れています。
X-cabinトレーラーサイト、テントサイト、電源付きRVサイトなど泊り方は多種多様。センターハウス、フォレストハウス、カフェのあるウェアハウス、手ぶらBBQ、ドッグランなど充実した設備に誰もが満足するでしょう。
登山のあとの癒しには、徒歩3分の場所にある天然温泉「片岡温泉」がおすすめです。
また、FREE AND EASY CAMP RESORTから鈴鹿スカイラインをあがっていくと菰野富士がありますので、登山に興味のある方は以下の記事をご覧ください。
【関連記事】菰野富士の登山・ハイキング情報~子供やシニア層にもおすすめ!安全で登りやすい低山~
おすすめ④:尾高キャンプ場(三重県)
尾高キャンプ場のある尾高高原は、釈迦ケ岳東側の麓、三重県民の森の隣に位置しています。標高が200メートル以上の場所にあり、眺めの良いキャンプ場として有名で、夜景を楽しみに多くの人が訪れています。
オートサイトとフリーサイトがありどちらも車の乗り入れが可能。またサイトが段々に設置されているためプライベート感が持てると評判です。
場内には小川が流れ、外遊びが楽しめて、子ども連れでも飽きることがありません。釈迦ヶ岳の登山後は、大自然のなかでゆったりと夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【関連記事】釈迦ヶ岳(鈴鹿山脈)登山の登山ルートや駐車場、アクセスなどを解説
引用元:尾高高原キャンプ場
おすすめ⑤:八風キャンプ場(三重県)
八風キャンプ場は、名古屋から車で1時間というアクセス良好な場所にある菰野町田光のキャンプ場。川遊びができるので子どもから大人まで楽しむことができます。ソロキャンプやデイキャンプ、八風峠ハイキングなど、目的に合わせたキャンプライフが楽しめるのが大きな特徴です。
45区画あるオートサイトのほか、バンガロー、コテージがあり、100名収容できるセントラルロッジでは団体での利用が可能。
またセンターハウスには、貸し切りの家族風呂、トイレ、シャワー、売店が用意されています。日帰りキャンプを含め利用の多くは予約制となっているため、人気の時期は早めに予約することをおすすめします。
また、おすすめは八風街道で県境まで登る釈迦ヶ岳です。
【関連記事】釈迦ヶ岳(鈴鹿山脈)登山の登山ルートや駐車場、アクセスなどを解説
岐阜県のキャンプ場
岐阜県で登山を楽しめるキャンプ場のなかから、ご紹介するのは次のキャンプ場です。
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- ながら川ふれあいの森 四季の森センター
- 奥飛騨温泉郷オートキャンプ場
- 無印良品 南乗鞍キャンプ場
おすすめ①:ながら川ふれあいの森 四季の森センター(岐阜県)
ながら川ふれあいの森 四季の森センターは、岐阜市の北東に位置する公共のキャンプ場。岐阜市で一番高い百々ヶ峰(417.9m)を擁し、四季を通して自然を楽しむことができます。
ふれあいの森には約20kmの遊歩道、約8kmの管理道が整備されており、キャンプ場の主なレイアウトは、1区画6名で利用できる14区画のテントサイトと1棟の炊事場です。
キャンプ場周辺では登山、ハイキング、森林探索などが楽しめます。ソロキャンプイベントや森林教室などが開催されることがあるので、事前にHPで確認すると良いでしょう。
四季の森センター駐車場から林道へ進めば、百々ヶ峰への登山コースが始まります。
おすすめ②:奥飛騨温泉郷オートキャンプ場(岐阜県)
奥飛騨温泉郷オートキャンプ場は、豊富な源泉を持つ奥飛騨温泉郷にあるオートキャンプ場です。キャンプサイトは3エリアに分かれていて、全部で175サイトあります。
キャンプ用品などのレンタル品が豊富で、コインランドリー完備。手入れの行き届いたトイレや炊事場は快適で、初めての方でも安心して利用できます。天然温泉露天風呂が敷地内にあるのは、温泉好きにはたまりません。
脇を流れる高原川は渓流釣りのスポットで、丸山、乗鞍岳など北アルプスの登山も可能。
昼は登山、夜は満天の星を眺めながらキャンプ泊を満喫しましょう。
引用元:奥飛騨温泉郷オートキャンプ場
おすすめ③:無印良品 南乗鞍キャンプ場(岐阜県)
無印良品 南乗鞍キャンプ場は、北に乗鞍岳、南に御嶽山を望む高原型のキャンプ場です。標高1,600mの位置にあるため、5/1〜11/5(2024年予定)の期間営業で、夏場でも防寒に気を遣う必要があります。
自然地形を活かしたオートサイトは、隣との距離があり広々と落ち着いて過ごすことができるでしょう。カヤック用池、MTBコースなどアウトドアフィールドも充実。露天風呂と7棟のサニタリー棟があり、快適なキャンプライフを実現しています。
本格的な登山を楽しみたい方は、乗鞍岳登山口へ車で移動し、アルプス登山にトライしてみてください。
引用元:無印良品 南乗鞍キャンプ場
愛知県のキャンプ場
愛知県には、山頂から南アルプスを望める山が多くあります。愛知県からは、山頂から見る景色が素晴らしい山とキャンプが同時に楽しめるキャンプ場として「くらがり渓谷キャンプ場」をご紹介しましょう。
おすすめ①:くらがり渓谷キャンプ場(愛知県)
くらがり渓谷キャンプ場は、愛知県岡崎市の県立自然公園南西部にあります。
テントサイト、ミニバンガロー、山の家、コテージがあり、日帰りBBQも可能です。渓流では釣りやマスつかみ、沢遊びなどが楽しめて、週末になると多くの人で賑わっています。ただし釣りやBBQは場所が決められており予約が必要です。またペットは同伴できないのでご注意ください。
渓谷沿いの林道をハイキングするなら、そのまま本宮山登山に挑戦してみてはいかがでしょうか。天気が良ければ山頂から、南アルプス連峰や三河湾を望むことができます。
引用元:くらがり渓谷キャンプ場
静岡県のキャンプ場
静岡県で登山が楽しめるキャンプ場は、主に伊豆高原にあります。そのなかからご紹介するのは次のキャンプ場です。
- 伊豆高原テントリゾート
- 伊豆シャボテンヴィレッジ
おすすめ①:伊豆高原テントリゾート(静岡県)
伊豆高原テントリゾートは、静岡県伊東市にあるグランピング施設。大室山(580m)の麓、伊豆高原別荘街の林の中にあります。テントサイトは4区画、キャビンサイトは3区画と規模は小さいながら充実した設備とエシカル消費と地産地消をテーマとしたサービスが特徴。レンタル品が豊富なうえアドバイスやサポートが無料で受けられるので、初めての方でも安心して利用できます。
大室山山頂では、周囲1kmの噴火口を周回する「お鉢めぐり」が有名です。天気が良ければ、富士山、南アルプス、伊豆の島々から房総半島まで望むことができ、ぜひ大パノラマを体感してください。
引用元:伊豆高原テントリゾート
おすすめ②:伊豆シャボテンヴィレッジ(静岡県)
伊豆シャボテンヴィレッジは静岡県伊東市にあり、ラグジュアリーなグランピングを堪能できる施設。大室山からは徒歩圏内にあり、登山とキャンプを気軽に楽しみたい方におすすめです。
18棟あるドームテントには、トイレ、バスルームが連結されていて、プライベートを保ちながら贅沢なアウトドア体験ができると評判です。夏場も快適に過ごせる全室エアコン完備。ヴィレッジ中央では食事後にキャンプファイヤーが灯り、自然のなかの非日常を実感できるでしょう。施設内には温泉露天風呂、貸し切りサウナがあり、登山やハイキングの疲れを癒してくれます。
引用元:伊豆シャボテンヴィレッジ
まとめ:東海地方の登山ができるキャンプ場について
東海地方で、登山もキャンプも楽しみたいという方に、登山ができるキャンプ場を紹介しました。
キャンプ、登山のどちらを主とするのか、またどの季節に行くのかなど目的や時期により適したキャンプ場は異なるでしょう。
キャンプ場を選ぶ際は、いつ、どのような形でキャンプ登山を楽しむのかを検討したうえで、キャンプ場の施設や、レンタル品、食料調達、山へのアクセスなどを確認する必要があります。
いずれにしても、山のキャンプ場に行くなら登山も楽しみたいものですね。そして登山キャンプを楽しんだあとは、美味しい食事や温泉でリフレッシュすることをおすすめします。ホテル湯の本では日帰りプランを用意しておりますので、ぜひご利用ください。
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この記事の
監修者
伊藤
御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
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