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登山仲間の作り方7つ!注意点もわかりやすくご紹介

登山仲間の作り方7つ!注意点もわかりやすくご紹介

登山を始めたばかりだと、なかなか一緒に登山する仲間ができないですよね。仲間と行く登山は楽しいだけでなく、遭難のリスクを下げたり、交通費が割安になったりとさまざまなメリットがあります。

本記事では登山仲間の作り方7つと、登山仲間を見つける際の注意点を紹介します。

「なかなか登山仲間が見つからないな」
「1人で山に登るのは不安だな」

とお悩みの方は、ぜひこの記事を参考に登山仲間を増やしてください。

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登山仲間の作り方7選

登山仲間の作り方はたくさんありますが、その中でも効果の高い7つの方法をご紹介します。どの方法も一定の効果は期待できますが、それぞれ向き・不向きもあるので、自分の性格や目的に合った登山仲間の作り方を試してください。

 

登山仲間の作り方①:山岳会

一番メジャーな登山仲間の作り方は、山岳会に入ることです。山岳会とは、登山好きが集まるコミュニティを指します。所属人数は数人から数千人と幅広く、会の趣旨も沢登りや岩登り、雪山など多岐に渡ります。

歴史のある山岳会には、登山歴が長い方も在籍していることが多いです。正しい装備の仕方や登り方などの講習会を開催している山岳会もあるので、登山に関する知識や技術を得たい人にはオススメです。

山岳会の特徴を2つご紹介します。
1つ目は登山の知識・技術がしっかり身につくことです。前述したように、山岳会は運営歴が長いところも多く、知識・技術を伝える仕組みが整っています。ベテラン登山家と一緒に登山をしたり、会が主催する講習会に参加したりすることで知識・技術を学べる点が魅力です。

2つ目は運営の信頼度が高い点です。

山岳会には以下のように運営体制を維持するためのルールが設けられています。

  • 山行計画・山行報告の提出義務がある
  • 参加必須のある定例mtgがある
  • 参加義務のある山行がある
  • 入会費、年会費がある

こうした組織体制は、人によって「厳しい」と感じるかもしれません。しかし、規則があったり会費を支払ったりするからこそ、緊急時の対応も丁寧であると期待できるため安心して入会できます。

次に山岳会の選び方をご紹介します。山岳会を探す場合はこの2つを意識してください。

  1. 活動内容が自分にあっているか
  2. 会の雰囲気が自分にあっているか

山岳会にはそれぞれ沢登り、岩登り、雪山などよく行う山行があります。このよく行くものが自分の目的に合ってない場合は参加するのが大変になってしまうので、活動内容が自分にあってるか必ず確認しましょう。
また会の雰囲気も重要です。会の雰囲気を知る方法は体験入会など、限られた機会しか無いのでなるべく体験入会に参加することをおすすめします。

山岳会を探している方はTwitterやFacebookなどのSNSで探すか下記サイトから探してみてください。
こちらは各都道府県の山岳連盟です。

 

登山仲間の作り方②:サークル

次に紹介するのは登山サークルです。登山サークルは、山岳会よりもラフなコミュニティ。楽しく登山することを重視しているサークルも多く、活動としては日帰り登山やハイキングなどがあります。登山以外にもオフ会やBBQなどイベントが充実しているサークルもあり、登山よりも交流メインのケースもあります。

参加する年齢層も山岳会より幅広く、学生や40歳以上、20代社会人限定など、年齢で対象を限定しているサークルも多いです。

このように、活動方針や活動内容、年齢層など山岳会以上に幅広い種類があります。ただし、山岳会ほど運営体制が整っているところは多くありません。

登山サークルの特徴は、入会への敷居が低いことです。
規則も緩く、入会費や年会費も基本的にないので気軽に入会できます。積極的に新メンバーを募集しているサークルも多いので、どの時期でも歓迎してもらえるでしょう。

サークルには初心者向けが多いので、登山経験の面からみても自分のスキルを気にせず参加できます。山岳会では参加する必要性が高かった会山行も、サークルであれば自由参加が多いためストレスになりません。

ただし参加しやすい反面で、サークルは辞めやすいためメンバーの入れ替わりは多いです。せっかく作れた友達が辞めてしまうこともあるでしょう。

登山サークルを探す際はTwitterやFacebookなどのSNSを活用しましょう。ジモティーなどの掲示板で探すことも有効です。

 

登山仲間の作り方③:山コン

山コンは、登山・ハイキングを通して恋人を探すイベントです。数人から数十人で一緒に山を登り交流を深めます。山コンにはハイキングや街歩きなども含まれます。

山コンでは、会話が楽しめる程度の簡単なコースを歩いたりBBQを開催したりするため、異性との出会いを見つけやすいです。実際に山コンで出会って結婚した事例もあります。

後述する登山ツアーや講習会だと年齢層にバラつきがあり、同世代の異性と出会うのが難しいため、異性との出会いが目的であれば山コンがおすすめです。

山コンには、街コンの運営会社が主催するものと山コン専門の会社が主催するものに分けられます。最近では地方自治体が主催している場合もあります。山コンに参加してみたい方は下記サイトを参考にしてください。

machicon JAPAN

プタリピーク

 

登山仲間の作り方④:ツアー登山

次に紹介するのがツアー登山です。
ツアー登山は、初心者向けや経験者向け、日帰り、宿泊、トレッキングなど、さまざまな企画があります。登山口までの送迎やプロのガイドの同行など、気軽に安心して参加できる工夫がされています。

プロのガイドと一緒に登山をするので、知識や技術も習得できますが、プロのガイドが付く分、費用は高くなるので、山岳会や登山サークルと比べると割高に感じるかもしれません。

ツアー登山はコミュニティと違い、自分のタイミングで参加しやすいことが特徴です。ガイドの同行など1人でも参加しやすい工夫がされているので参加の敷居は低いでしょう。

ツアー登山で仲間を作りたい方は、地元の山岳ガイドが主催するツアーに参加しましょう。リピーターも参加するため、地元の登山仲間ができる可能性があります。それ以外のツアー登山だと全国から参加者が集まるので、必ずしも近場で登山できる仲間が作れるとは限りません。

ツアー登山は、旅行会社や登山情報メディアが主催しています。企画内容、定員数、送迎の有無などはツアーごとに異なるので必ず確認しましょう。大きいツアーは20名程度の規模になるので、自分の登山ペースと合わない可能性があるのも注意してください。ツアー登山に参加してみたい方は下記サイトを参考にしてください。

クラブツーリズム

 

登山仲間の作り方⑤:講習会

講習会は今まで紹介したものよりもより知識、技術の習得を重視した会です。実際に山に登りながら学ぶ現地講習会と座学の机上講座の2つに分けられます。

どちらも初心者向けに開催しているものが多いので参加の敷居は低いです。学べる内容は多岐に渡るので自分が今必要としている知識、技術から選ぶと良いでしょう。こちらが学べることの例です。

  • 山の歩き方
  • 地図の読み方
  • ダブルストックの使い方
  • ロープワークの基礎
  • クライミングの基礎
  • 雪山の歩き方
  • テント泊について
  • 山の天気の考え方

基礎的な内容から発展的なものまで広く学ぶことができます。

講習会には単発で参加できるものと、継続して参加が必要な複数回に渡って学ぶものがあります。長い講習だと半年から1年かけて行います。単発で参加できるものの方が参加の敷居は低いですが、講習会の期間が長ければ受講生同士の繋がりも強くなるのでこちらもおすすめです。

講習会は登山情報メディア、山岳団体などが主催しています。会によって雰囲気が違うのでまずは一回きりの講習会に参加してみましょう。

 

登山仲間の作り方⑥:お店

上記で解説した登山ツアーや講習会は、登山用具の販売店でも随時開催しています。初心者向けの企画が多く、日本全国で開催されているので参加しやすいことが特徴です。販売店が開催するツアーや講習会もプロのガイドが同行してくれるので安心して参加できます。

登山用具の販売店が主催している代表的な取り組みは以下の通りです。

どのお店も初心者向けの企画が多いですが、とくにモンベルは初心者向けの企画をメインに打ち出しています。石井スポーツと好日山荘は現地講習や座学、どちらもあるのが特徴です。

石井スポーツは女性向けや山ご飯、親子登山など少し凝った企画もあるので、興味のある方はチェックしてみてください。

 

登山仲間の作り方⑦:SNS

最後に紹介するのはSNSです。インターネットの普及によりTwitter、FB、InstagramなどのSNSで登山同行者を募集する機会が増えました。

先述の登山サークルはSNS上で参加者を募集していますし、個人でもTwitterやFBのグループで日常的に登山同行者を募集しています。こういった募集に応募してみるのも一つの手です。

ジモティーなどの掲示板で同行者募集を探す方法もあります。ジモティーには、都道府県ごとで「登山仲間募集」という専用の掲示板があるので探しやすいです。

ただし、SNSや掲示板の募集に参加する場合は、相手への信頼性の面で注意が必要です。安全に登山仲間を見つけるためには、「登山前に顔合わせをする」「数時間で帰れる低い山を選ぶ」などの工夫をしましょう。

 

登山仲間を作る際の注意点

最後に登山仲間を作る際の注意点を3つ紹介します。

 

注意点①:登山仲間の登山歴を聞いてみる

登山仲間ができたらまず登山歴を聞いてみましょう。登山歴や今まで登ってきた山の名前を聞くことで、仲間の経験値を正しく把握できます。

誰かと登山をするうえでは、一緒に登る人の経験値が非常に重要です。例えば「登山歴半年・登山歴20年」という場合、基本的には経験値の高い人が初心者に合わせることになります。その場合、ペースを落としているベテランの負担が大きくなってしまいます。ベテラン側からすると自分のペースで歩けないのはストレスですし、初心者側からしても申し訳ない気持ちになるでしょう。

お互いに気持ちよく登山をするのであれば、仲間の登山歴はなるべく合わせることがオススメです。どうしても一緒に登山をしたい場合は、ペースの早い人に合わせられるようにトレーニングをしたり登山経験を積んだりしましょう。

 

注意点②:登る山の難易度を把握する

次に確認するべきことは登る山の難易度です。自分の実力より高い難易度の山にベテランの登山仲間と一緒に登る場合、同行者に登山ペースを合わせてもらうことになります。前述したように、自分の登山ペースに合わせてもらうことは同行者に負担を強いるでしょう。

片方に負担があると純粋に登山を楽しむことが難しいため、長期的に付き合える仲間になることは難しいです。全員が登山を楽しめるように、山のレベルを正しく把握したうえで、ペースが近く一緒に楽しめる仲間と登山をしましょう。山によってはコースごとで登山レベルが異なるため、事前にチェックしておくことも大切です。

初心者のグループ登山には御在所岳(ございしょだけ)がおすすめです。御在所岳は三重県が誇る名山で、日本二百名山や鈴鹿セブンマウンテンなどにも選ばれています。グループで登られる方が多く、ロープウェイもあるので登山の予定を柔軟に決められます。

 

注意点③:年齢層や男女比を確認する

最後は会の年齢層や男女比を事前に確認することです。同じ登山趣味を持っていても、年齢層が大きく違うと話題も合いにくいためコミュニケーションを取るのが難しいかもしれません。年齢層が違うと、体力的に登山ペースも異なる可能性が高いです。とくに「道中で楽しくおしゃべりしながら登山したい」という人であれば、なおさら年齢層をチェックしておきましょう。

男女比についても、人によっては「異性が多いと話しかけにくい」というケースがあるかもしれません。入会してから「周囲のメンバーとコミュニケーションが取れない」ということにならないよう、男女比もチェックしておきましょう。

 

まとめ

本記事では、登山仲間の作り方を7つと、見つける際の注意点について解説しました。登山仲間を作る方法としては、山岳会やSNSの活用など多くの方法があります。それぞれで向き・不向きがあるため、本記事を参考にして自分にピッタリの方法で登山仲間を見つけましょう。

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この記事の
監修者

伊藤

伊藤

御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。

YouTubeにて、
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