お役立ちコラム
ロープウェイを使った登山の魅力とは?注意点や山選びの方法を紹介
雄大な自然に触れながら大きな達成感を味わえる登山は、老若男女を問わず人気を集めています。
ただし、これから登山を始めたい人のなかには、「体力が心配」などと考える人もいるでしょう。
そのような方には、ロープウェイを使った登山がおすすめです。
この記事では、ロープウェイを利用した登山の魅力や登山をする際の注意点などをまとめました。
ロープウェイで登る山を選ぶ際のポイントや、東海地方でおすすめの山も紹介しています。
これから登山を始めたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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登山でロープウェイを使うメリット
登山の際にロープウェイを使うメリットには、以下のような点が挙げられます。
- 標高を稼げる
- 気軽に挑戦できる
- 体力的な不安を解消できる
- 天候が急変した際なども安心
山によって登山口はさまざまですが、麓から山頂まで、自分の足で進むのが一般的です。
しかし、ロープウェイが併設されていれば、山の中腹または山頂付近まで、気軽に登り降りすることができます。
そのため、登山初心者の方や、これから登山に挑戦してみたい人にとっては、ロープウェイの存在は登山のハードルを下げる役割を果たしてくれるでしょう。
自力で下山する体力がなかったり、天候が急変したりした際も、ロープウェイがあれば柔軟に対応できます。
ロープウェイ登山の魅力
ロープウェイ登山の魅力として、大きく以下の5つがあります。
- 高所からの景色を楽しめる
- 初心者でも様々な山にチャレンジできる
- ハイキングや散策を楽しめる
- 家族連れでも利用できる
- 日帰りで登山ができる
ロープウェイを使う登山ならではの魅力もあるので、それぞれについて把握しておきましょう。
魅力①:高所からの景色を楽しめる
高所からの景色を手軽に楽しめるのは、ロープウェイを使った登山ならではの魅力の一つです。
山頂からの景色を見るためには、自分の足で登頂する必要がありますが、ロープウェイを利用できれば、あっという間に山頂付近に到達できます。
ロープウェイに乗るのも非日常な体験であり、ロープウェイで登り降りする最中の景色も、自力で登山する際には見られないものです。
魅力②:初心者でも様々な山にチャレンジできる
ロープウェイを利用すれば、登山初心者の方でも片道登山にチャレンジできます。
一口に山と言っても、標高や斜度、登山道の路面状況などは千差万別です。
登頂する山によっては入念な装備が必要なケースもあり、最悪の場合、命を落とす危険性もあります。
しかし、ロープウェイが整備されている山であれば、山の中腹または山頂付近まで簡単に向かうことができ、登頂できる山の選択肢も広がるでしょう。
ロープウェイで行けるからといって過信して軽装で向かうのは危険ですが、初心者の方でもさまざまな山にチャレンジできるのは、ロープウェイを利用した登山ならではです。
魅力③:ハイキングや散策を楽しめる
ロープウェイを利用した登山は、登った先でハイキングや散策を楽しむこともできます。
自力で山の麓から山頂まで登山する場合、数キロの工程を歩くことになるため、ある程度の体力や筋力が欠かせません。
登山の道中を楽しめるほどの体力的な余裕がない方であれば、ロープウェイを使って、山頂付近の散策やハイキングをするのがおすすめです。
魅力④:家族連れでも利用できる
ロープウェイを使った登山の大きな魅力として、家族連れでも手軽に利用できる点が挙げられます。
家族連れで登山をするのは簡単ではなく、ケガや遭難などのリスクもあるでしょう。
この点、ロープウェイを使えば、小さなお子さまを連れた状態でも、山の中腹または山頂まで手軽に行くことができます。
乗り物好きなお子さまであれば、ロープウェイに乗る経験自体が、かけがえのないものになるでしょう。
魅力⑤:日帰りで登山ができる
ロープウェイを使うことで、通常であれば宿泊が必要な登山道を、日帰りで往復することも可能です。
登山道によっては登頂するまでに10km以上の道のりを進む必要があり、小屋で宿泊するケースもあります。
宿泊が必要な場合、装備品も多岐にわたり、登山のハードルが上がってしまうのは無理もありません。
この点、ロープウェイを利用すれば、日帰りでの登山も十分できます。
初めて登山する人や、まとまった時間を確保できない人などは、ロープウェイをうまく活用して日帰り登山を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ロープウェイで登山するときの注意点
ロープウェイで登山をする際は、以下の点に気をつけてください。
- 服装・装備を整える
- 降雪情報を確認する
- 最終ロープウェイの時間を確認する
服装・装備を整える
ロープウェイを利用して登山する場合、防寒着を忘れないようにしましょう。
麓から出発する本格的な登山の場合、服装や装備に関しては入念に行うものです。
一方、ロープウェイを利用すると、手軽に山頂へ行けてしまうため、軽装で向かう人が多い傾向にあります。
山頂は急な天候の変化があるのはもちろん、標高が高い分、気温も下がります。
麓の温度感で服装を用意するのではなく、山頂でハイキングや散策する際に困らない服装や装備を準備するようにしてください。
当日の天候を確認する
防寒着の準備だけでなく、当日の天候に関する情報も確認しておきましょう。
先述したように山頂の天候は非常に変わりやすく、晴れていたかと思えば、急に曇り始めて雨が降り始めることもあります。
あわせて、ロープウェイは強風に弱く、風速が15mを超えると運休になる場合があるので注意してください。
温度変化だけでなく、天候の変化にも対応できるよう、入念な準備をしておきましょう。
最終ロープウェイの時間を確認する
ロープウェイを利用した登山で特に気をつけたいのが、下りの最終時間です。
場所によって、夏と冬でロープウェイの最終運行時間が異なることもあります。
ロープウェイを利用する時間も含めて、登山の計画や工程はあらかじめ具体的に立てておくと、帰り道に慌てることもないでしょう。
ロープウェイで登る山の選び方
ロープウェイで登る山を選ぶ際は、以下のポイントを意識するのがおすすめです。
- 標高の低い山
- 登山者の多い山
- 登山以外の魅力
標高の低い山
一つ目のポイントが、標高の低い山を選ぶことです。
初めて登山をする人の場合、体力的な不安も大きいため、標高1,000m前後の低山がおすすめ。
標高が1,000m上がると気温は約6度下がり、夏の登山であれば、暑さを凌ぐには丁度よいでしょう。
秋以降のシーズンにおいても、1,000m前後の低山であれば気候は比較的安定しているので、初心者の方には特におすすめです。
登山者の多い山
ロープウェイで登る山を選ぶ際は、登山者の多いメジャーな山にしましょう。
登山者の多い山を選ぶことで、何か困ったことがあった場合も、助けを求めやすくなります。
逆に、登山者の少ない山は景色を独占できますが、何かあった際は自分たちで対応しなければなりません。
初めて登山をする場合、いつ・どのようなトラブルが起きるか分からないため、SOSを出しやすい登山者が多くいる山を選ぶのがベターです。
登山以外の魅力
ロープウェイで登れる山を選ぶ際は、温泉やグルメなど、登山以外の魅力も含めてトータルで考えるのがおすすめです。
ロープウェイを利用する場合、麓から自力で登頂する登山に比べて、かかる工程はコンパクトにまとまります。
そのため、登山を終えた後に温泉に浸かったり、地元の飲食店でグルメを満喫したりすることで、より満足度の高い一日にできるでしょう。
旅行や観光のなかにロープウェイ登山を組み込む意識で、登る山を選んでみてください。
ロープウェイで山頂に行ける山に関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。
【関連記事】ロープウェイで山頂に行ける山10選 | ロープウェイは登山初心者におすすめ
初めての登山にはロープウェイのある御在所岳がおすすめ
東海地方で初めて登山をするなら、三重県と滋賀県にまたがる御在所岳がおすすめです。
- 標高は1,200mで低山に該当する
- ロープウェイで山頂付近まで行ける
- 山頂付近の散策路も充実している
- 麓には湯の山温泉がある
御在所岳は三重県北部にある低山で、県内で唯一スキーを楽しめる場所としても知られています。
秋は紅葉が有名で、ロープウェイで手軽に山頂付近まで行けることから、シーズンになると多くの人で賑わいます。
また、麓には湯の山温泉があり、登山の後にリフレッシュすることも可能です。
御在所ロープウェイ乗り場から徒歩1分の距離にあるホテル湯の本では、日帰り入浴もできるので、初めて登山をする人は御在所岳に登ってみてはいかがでしょうか。
ホテル湯の本は日帰りプランも充実
ホテル湯の本では、日帰り入浴ができるだけでなく、お部屋で昼食を食べられる日帰りプランもご用意しています。
貸切風呂がサービスになるプランもあり、お部屋食の昼食プランなら、大浴場と露天風呂に入浴できる温泉入浴料が含まれています。
部屋食プランだけでなく、お食事会場でランチを食べられるプランもあります。
ロープウェイを利用して御在所岳登山を満喫した後は、ホテル湯の本でゆったりとした時間を過ごすプランはいかがでしょうか。
御在所岳登山をする際の駐車場に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】御在所岳の登山・ロープウェイ利用時に便利な駐車場(無料・有料)まとめ
まとめ
ロープウェイを利用した登山は気軽に挑戦でき、体力的な不安を解消できるうえ、急な天候変化にも対応しやすいです。
初心者の方でもさまざまな山にチャレンジでき、家族連れでも利用できるロープウェイ登山は、日帰りで遊びに行く際の選択肢になるでしょう。
もちろん、登山である以上は防寒着を用意したうえで、天候の急変に気をつけてください。
東海地方で初めて登山をするなら、ロープウェイで山頂付近まで行ける御在所岳がおすすめです。
1,200mほどの低山でありながら四季折々の景色を満喫でき、登山客も多いので、何かトラブルがあった際も助けを求めやすいでしょう。
御在所岳登山を終えたら、湯の山温泉でホッと一息つくのもおすすめです。
御在所ロープウェイ乗り場からすぐ近くにあるホテル湯の本なら日帰り入浴もできるので、登山の計画を立てる際に組み込んでみてはいかがでしょうか。
本記事を参考に、ロープウェイを利用した登山を楽しんでみてください。
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この記事の
監修者
伊藤
御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
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