「大自然を味わいたいけど、つらい登山はいやだな。」

東海地方で登山をしたいと考えても、初めての登山は、どのような山に登ればいいのかわからずに、あきらめている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今、初めての登山にはロープウェイのある山を選ぶ方が増えています。

山頂付近までロープウェイで行って、つらい思いをせずに登山の醍醐味、大自然の絶景を味わえるとしたら、こんなにいいとこどりはないですよね。

この記事では東海地方にあるロープウェイで登山できる絶景の山をご紹介します。

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東海地方のロープウェイで登山できる山6選

それでは東海地方のロープウェイで登山できる山を6つ紹介していきます。

1. 御在所岳
2. 久能山
3. 茶臼山高原
4. 金華山
5. 大室山
6. 笠ヶ岳

それぞれ詳しく見ていきましょう。

山①：御在所岳

標高1212mで、三重県と滋賀県の境界にある山です。秋は紅葉、春はアカヤシオ、シロヤシオが咲き、夏はトンボが飛来します。

冬は三重県唯一のスキー場が開かれている、「御在所スキー場」。

ロープウェイを利用した片道登山ができるので、登山初心者も多く訪れています。

さまざまな登山道があり、初心者から上級者まで楽しめる山です。

「湯の山温泉駅」から「山上公園駅」までロープウェイで行け、「山上公園駅」から山頂までは1人乗りの観光リフトがあります。

ロープウェイからは四季折々の大自然、御在所岳の有名なそびえる奇岩、珍岩も眺めることができることでしょう。

頂上まで歩くことも可能ですが、急な上り下りの道30分ほどかかります。

ロープウェイの麓には「湯の山温泉駅」の温泉街があり、登山をした帰りは温泉でゆっくりするのもいいですね。

御在所ロープウェイについては、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】御在所ロープウェイの楽しみ方とは？周辺観光やお得な割引情報を紹介

 

山②：久能山

かの徳川家康公が祀られている久能山東照宮があることで有名。

ロープウェイの始発駅、日本平ロープウェイ駅のある日本平は、茶畑越しに見える富士山、駿河湾、伊豆半島の大パノラマを見ることができます。

日本平ロープウェイ駅まではハイキングコースにもなっていて、富士山の見える絶景スポットとして有名です。

ロープウェイからは目の前には駿河湾が広がっていて、秋には美しい紅葉も見ることができます。

久能山東照宮までは車で行くことはできないので、日本平ロープウェイ駅から久能山駅までロープウェイでいく方法と、石段1159段を登る2つの方法があります。

引用元：久能山東照宮

 

山③：茶臼山高原

次に愛知県と長野県にまたがる、標高1415mの茶臼山です。

春は22,000平方メートルの土地に、ピンク、白、淡青、青紫の色とりどりの芝桜が咲き乱れ、圧巻の芝桜絨毯。

その中を観光リフトに乗って見ながら進むこともできますし、山頂まで芝桜を楽しみながら歩いていくこともできます。

観光リフトで案内所まで行くと、そこから山頂まで1時間半、手軽に楽しむことのできる山です。

夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の景色を見ながらハイキングをオールシーズン楽しめます。

春から秋にはゴーカート、マウンテンバイク、ボートなどさまざまなアクティビティを体験することができ、冬は愛知県唯一のスキー場として、スキー客で賑わっています。

動く歩道「ベルコン」も人気のゲレンデです。

引用元：茶臼山高原ブログ

 

山④：金華山

次に紹介するのは、岐阜市の中心に位置する金華山。

標高は329mで、10の登山道が整備されており、どのコースも山頂まで30分から1時間で到達できる、初心者向けの山です。

岐阜公園の山麓駅とぎふ金華山の山頂駅までロープウェイが往復しており、山頂からは、ぎふ金華山や長良川、岐阜市の街並みが一望できます。

金華山の山頂駅から徒歩8分のところに、岐阜城があり、岐阜城の天守閣にも入れます。

天気がいい日は、最上階の天守からは美しい長良川の流れや遠くに広がる伊吹山、北アルプスの山々まで見られることも。

ゴールデンウイークや夏季期間の期間限定でナイター営業を実施していて、岐阜城もその期間は営業時間を延長しています。

昼の金華山とは全く違った魅力を持つ夜景の名所です。

岐阜城から360度の岐阜市の明かりが、一面に広がる夜景が楽しめます。ナイターの営業期間はホームページで確認できます。

引用元：金華山登山岐阜市

 

山⑤：大室山

次は標高580mの伊豆のランドマークである大室山。

木が一本も生えていない草木だけの山で、山の形状がはっきりとわかるのが特徴です。

国の天然記念物にも指定されているため、残念ながら現在環境保全のため、歩いて登山を楽しむことはできません。

しかし、山頂まではリフトで行くことができます。赤鳥居が目印のリフト乗り場から、山頂まで5分。

まるで絨毯のような草木の山肌の上をリフトで進み、清々しい開放感を感じることができます。

リフトで山頂まで行くと、約1kmの噴火口を散策できる遊歩道がありますので、そちらで『お鉢巡り』を楽しんでください。

富士山や伊豆七島、相模灘を眺められ、晴れた日には富士山をバックに記念撮影ができるスポットとしても人気です。

引用元：大室山リフト

 

山⑥：笠ヶ岳

笠ヶ岳は岐阜県にある飛騨山脈の標高2898mの山です。日本百名山と、花の百名山にも選定されている美しい山になります。

しかし、笠ヶ岳を登るとなると、新穂高登山口から笠ヶ岳山頂までのコースでおよそ8時間ほどかかります。

日帰りでは難しく、笠ヶ岳山頂付近にある「笠が岳山荘」に1泊して翌日に下山という1泊する行程になるようです。

とても初心者向けの山ではなさそうですね。ですが、北アルプス屈指の大展望を楽しむ方法は他にもあります。

笠ヶ岳近くの新穂高ロープウェイにのって、外から笠ヶ岳を楽しむというものです。新穂高温泉駅から鍋平高原駅まで4分。

そこから徒歩でしらかば平駅までのりかえをすると、西穂高口駅までの約7分ほどのロープウェイの旅は、標高2000mの大パノラマが楽しめます。

笠ヶ岳を始めとして、穂高連峰、槍ヶ岳など、北アルプスの雄大な景色が広がります。

その終着駅、西穂高口駅には、そこから北アルプスの山々を登山する登山ルートもたくさんありますので、登山シーズンはたくさんの登山客で賑わっています。

引用元：山と渓谷オンライン

 

初めての登山はロープウェイがあると安心

「山頂からの壮大な景色をみてみたい」「でも、登山はハードルが高い」という方におすすめなのが、ロープウェイでの登山です。

初めての登山は比較的、体力のある方でもつらいと感じる方が多いようです。

もしロープウェイがある山だと、疲れたら帰りはロープウェイで帰るなどのアレンジもできるので、体力のない方や、小さいお子さんも一緒に山の絶景を楽しむことができます。

是非、初めての登山はロープウェイのある山に行ってみてくださいね。

 

登山の疲れは温泉で癒そう

登山で疲れた体を癒すのに温泉はおすすめです。

ロープウェイで登山のできる山で始めに紹介した『御在所岳』の麓、ロープウェイの始発駅『湯の山温泉駅』には、湯の山温泉という温泉街が広がっています。

標高は1,000m越えで目に映るものすべてが絶景です。

湯の山温泉駅から徒歩1分、ホテル湯の本には、鈴鹿山脈や名古屋の街を一望できる露天風呂もあります。

日常から離れた体験で、リフレッシュできること間違いなしです。温泉につかって登山の疲れを癒してください。

 

まとめ：東海地方のロープウェイでの登山について

東海地方には絶景を楽しめる山がたくさんあります。

本記事では、その中でも初心者でも楽しめる、ロープウェイでの登山ができる山を紹介していきました。

東海地方で気軽に山を楽しむ際の参考になれば幸いです。

是非、その中で御在所岳を選ばれたときは、ホテル湯の本の絶景露天風呂をお楽しみください。

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