お役立ちコラム
旅館で送迎会をやるメリットとデメリットとは?4つの盛り上げポイントも紹介
お世話になった先輩や上司、入社時から切磋琢磨してきた同僚の異動や退職など、会社に所属していれば、誰しも経験する送迎会。自分にとって大切な方々を送り出す際、思い出に残る送迎会にしたいと思う方も多いでしょう。
そんな時におすすめするのが「旅館で行う送迎会」です。ただし、馴染みのある居酒屋やホテルでの送別会とは異なり、どういった形で開催すれば良いのかわからない方も多いかもしれません。
そこで今回は、旅館で送迎会を行うメリット・デメリットをはじめ、盛り上げポイントについても取り上げてみました。送迎会を行う第3のプランとして旅館送迎会の魅力について紹介します。
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旅館で送迎会をやるメリットは3つ
旅館で送迎会を行うメリットとして、次の3つが挙げられます。
- 終了後にそのまま宿泊できる
- 必要な備品が揃っている
- 質の高い接客と食事を用意できる
居酒屋やホテルなどで行うことが多い送迎会ですが、旅館を選ぶと一味違うサービスを受けられます。遠方から参加する方への配慮や高いサービスレベルを期待できるため、詳しくメリットを確認していきましょう。
メリット①:終了後にそのまま宿泊できる
旅館で送迎会を行うメリットは、終了後にそのまま宿泊できる点です。特に、遠方から参加する方が多い送迎会の場合は、参加者が宿泊先を探す手間も減らせます。
企業や法人などで、海外から役員に出席していただく場合も有効な手段です。そのため、大規模の送迎会を行う場合は、旅館での開催をぜひ検討してみてください。
メリット②:必要な備品が揃っている
会議などで使用する備品が揃っている点も、旅館で送迎会を行うメリットです。同じ旅館で午後に会議を行い、夕方から宴会場で送迎会を行うようなプランにも対応できます。
また、会議にはプロジェクターやスクリーン、マイクなどの備品が必要です。旅館によってはレンタルを申請できるケースもあります。さらに、事前に依頼すれば飲み物も手配できるかもしれません。
メリット③:質の高い接客と食事を用意できる
旅館では居酒屋などに比べ、質の高い接客と食事の用意が期待できます。旅館は接客や食事の提供だけでなく、宿泊客が求める身の回りのサービスを日常的に提供しています。
そのため、行き届いた清掃や会場の換気など、より高いレベルのサービスを受けられるでしょう。食べ物のアレルギーに対する配慮なども期待でき、高い接客レベルを求めるのであれば旅館を選んでみてください。
旅館で送迎会をやるデメリットは3つ
送迎会を旅館で行うメリットを確認できたところで、次にデメリットも押さえておきましょう。主なデメリットとして、次の3つが挙げられます。
- 旅館ごとにルールが異なる
- 時間の融通が利かない場合がある
- プライバシーへの配慮が必要
旅館ならではの制限や配慮が必要になってくるため、いざというときにも対応できるように確認しておきましょう。
デメリット①:旅館ごとにルールが異なる
旅館で送迎会を行うデメリットは、旅館ごとにルールが異なるという点が挙げられます。貸し切りでない場合は他の宿泊者もおり、旅館全体のサービスレベルを下げないために一定のルールが設けられているからです。
「浴衣姿で過ごせる範囲が決まっている」や「飲酒後は温泉を控えるようにする」といった旅館ごとに異なるルールが設定されています。そのため、人によっては窮屈に感じるかもしれませんが、ルールさえ守っていれば問題ないでしょう。
デメリット②:時間の融通が利かない場合がある
時間の融通が利かない場合がある点もデメリットといえるでしょう。旅館はホテルに比べ、チェックインやチェックアウトの融通が利きにくい場合があります。
その理由は、食事の準備や接客に時間を取られるからです。ホテルの場合はバイキング形式やレストランで食事を済ませるのが一般的です。
一方、旅館ではお部屋や宴会場での食事が主流となります。そのため、お客様の到着に合わせて準備をはじめ、タイミングを見て配膳や下膳をしていることが融通の利きにくい要因の1つです。
デメリット③:プライバシーへの配慮が必要
プライバシーの配慮が必要な点も、旅館で送迎会を行うデメリットといえます。貸切でない場合は、通常の宿泊客も泊まっている場合がほとんどです。
その際、会社内だけで止めるべき話題が外に漏れてしまうと、情報漏洩にもつながりかねません。特に、お酒が入る場では普段よりも気が緩みやすく、リスクが高まります。
そこで「宴会場を宿泊客が行き来しない場所で設定する」や「会場を貸切にする」といった配慮ができると気兼ねなく楽しめます。旅館で送迎会を行う際の参考にしてみてください。
旅館での送迎会を盛り上げる4つのポイント
旅館送迎会のメリット・デメリットを確認できたところで、送迎会を盛り上げる4つのポイントを紹介します。
- ちょっといいプレゼントを用意する
- 交流が深まるような企画を用意する
- 記念の集合写真を撮影する
- 雰囲気の良い旅館を選ぶ
思い出に残るようなサプライズや交流を深める企画を実施できれば、より思い出深い送迎会となるでしょう。ここでは、ポイントごとの詳しい内容について解説します。
ポイント①:ちょっといいプレゼントを用意する
送迎会を盛り上げるためにも、ちょっといいプレゼントを用意しましょう。感謝の気持ちを伝えるには言葉だけでなく、形に残るものを送るとより気持ちが伝わりやすいです。
特に、送迎会は送られる人との思い出になるものを贈ると喜ばれます。新しい環境に行っても応援している気持ちが伝われば、会自体もさらに盛り上がるでしょう。
ポイント②:交流が深まるような企画を用意する
送迎会は送られる人が主役ですが、他のスタッフ同士が交流する絶好の機会です。そのため、全員が楽しめる参加型の企画を用意すると交流を深めるきっかけとなります。
とはいえ、ダンスやネタなどは練習する時間が必要であり、参加のハードルを高めかねません。全員が楽しむには、なるべく準備を必要としない企画をおすすめします。
例えば、数十名規模の送迎会であれば、1人につき1分ほどのスピーチ時間を設けることで参加者全員にとって思い出に残るイベントとなるでしょう。
主賓に関するクイズ大会やチームごとに競い合うゲームなどは、送迎会を盛り上げるエッセンスとなりますので、ぜひ取り入れてみてください。
ポイント③:記念の集合写真を撮影する
送迎会で忘れてはいけないものが記念写真です。楽しい時間を共有した思い出となり、後々見返せる重要な記念品にもなります。
しかし、事前に段取りを組んでおかないと、進行が遅れてしまう恐れもあります。スムーズに進行するために旅館側へ事前に要望を伝えておき、撮影するタイミングを打ち合わせしておきましょう。
ポイント④:雰囲気のいい旅館を選ぶ
送迎会を盛り上げる重要な要素として、雰囲気の良い旅館を手配できるかがあります。美味しい料理や趣向を凝らしたプレゼントに満足できても、旅館の雰囲気が悪ければ良い思い出にはなりません。
そのため、立地や内装、温泉などのサービスが充実した旅館をピックアップしましょう。雰囲気の良い旅館を選び、より特別感を感じられる送迎会を開催してみてください。
まとめ
今回は、旅館で送迎会をやるメリットとデメリットを解説し、4つの盛り上げポイントについて紹介していきました。
旅館独自のルールなどで融通が利かない面もありますが、旅館での送迎会は居酒屋やホテルで行うものとは一味違ったものになるでしょう。
また、プレゼントや交流が深まるような企画をすることで、会自体を盛り上げる演出となります。お世話になった方々の良い思い出になるように、旅館での送迎会を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事の
監修者
伊藤
御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
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