冬の遊びやスポーツと聞いたら、雪に関連のあるものを思い浮かべる方が多いでしょう。とくにスキーやスノーボードなどは冬の定番スポーツなので、ほとんどの方がすぐに思いつくはずです。

冬ならではのアクティビティには、スノーウォークも含まれます。

なかにはスノーウォークの言葉を初めて聞いた方もおられるでしょう。まだ広く知られていないため、どのような活動か想像がつかない方がほとんどかもしれません。

そこで本記事ではスノーウォークとは何か、御在所岳でスノーウォークをするにはどうすればよいのかなどをご紹介します。

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スノーウォークとは？

まずスノーウォークとはかんじきのような見た目で、雪の上を歩くために使われる道具のことを指します。

かんじきは雪上歩行用の道具で、日本の地域によって材質や大きさが異なります。現在使われている金属製フレームタイプのスノーウォークは新しく、まだ出回ってから20年も経っていません。

約20年前までは金属製ではなく、皮だったり木だったりを使用して作られていました。また雪の中をハイキングするために使われていたのではなく、移動や狩猟の目的で利用されていました。

長年の時を経て、研究と改良が繰り返された後、今使われているスノーウォークが使用されるようになりました。

スノーウォークの魅力は新雪の上や急な斜面を楽に歩けるところです。雪用の靴だとしても雪の上を歩くと、足が重くなってしまったり、足が雪に取られてしまったりします。

ですがスノーウォークを使用したら、普段の靴よりも負担が軽い状態で歩けます。そのため子どもでも安心できます。

雪の上で浮力を生じさせるスノーウォーク特有の仕組みから、歩いたり走ったりするのが容易になっています。

スノーウォークを履いてハイキングすると、普段は歩かないような場所にも入れるため、通常は見られない景色を目にする可能性が高くなります。

たとえば雪の上に残っている動物の足跡や新芽などです。スノーウォークでしか味わえない景色がたくさんあります。

 

御在所岳でスノーウォークをしたい！

ここでは御在所岳でスノーウォークをしたい方に向けて、開催時期や予約方法、アクセスなどを紹介します。

三重県のシンボルの1つとして知られている御在所岳では、冬になるとスノーウォークを体験できます。

御在所スキー場も近くにあるため、御在所岳と聞いたらスキーやそり遊びなどをイメージする方も多いでしょう。

御在所岳では冬になると、御在所山上公園をガイドと一緒に歩きながら、雪景色を楽しめます。初めて訪れる方でもガイドと一緒なら安心してスノーウォークを楽しめるでしょう。

運がよければ野生動物に遭遇できるかもしれません。またときには樹氷を見られる可能性もあります。それでは詳しい内容を見ていきましょう。

※2021年の情報なので、詳しくは御在所ロープウェイの公式サイトをご覧ください。

 

開催時期

まずは開催時期から紹介します。

• 日程：2023年1月上旬〜2月下旬
• 時間：10：15〜12：30
• 集合場所：御在所岳山上 スキーハウス
• 定員：各日1組5名程度　※定員を超える場合はご相談ください
• 参加費：1組20,000円（税込）
• ガイド：ございしょ自然学校ネイチャーガイド

なお参加費は当日現金払いとなります。

またロープウェイ乗車料金とスノーシューレンタル料金は別途必要となるため、忘れずにご準備ください。スノーシューをお持ちの方は、レンタルの必要はありません。

服装はスキーウェアかレインウェア、防寒用のフリースなどを身に付けてください。防水性がある手袋や帽子、ネックウォーマーなども用意していただくと安心です。

カバンは両手が空くタイプをお持ちください。靴はスノーブーツか防水タイプのトレッキングシューズがよいでしょう。

 

予約方法

予約方法は電話かwebから選択可能です。

申し込み締切はイベント3日前の12時までとなります。お気をつけください。

またweb予約で申し込まれた場合、受付を確認した後に担当者より電話で連絡いたします。

参照：御在所ロープウェイ イベント

 

アクセス

御在所ロープウェイへの行き方はどの交通手段かで異なります。

• 電車1： 阪神三宮→大阪難波→近鉄四日市→近鉄湯の山温泉→湯の山温泉・御在所ロープウェイ前→御在所ロープウェイ
• 電車2.：近鉄名古屋→近鉄四日市→近鉄湯の山温泉→湯の山温泉・御在所ロープウェイ前→御在所ロープウェイ
• バス：名鉄バスセンター→湯の山温泉・御在所ロープウェイ前→御在所ロープウェイ
• 車1：東名阪自動車道 名古屋西IC→新名神高速道路 菰野IC→御在所ロープウェイ
• 車2：東名高速道路 浜松IC→新名神高速道路 菰野IC→御在所ロープウェイ
• 車3：東海北陸自動車道 飛騨清見IC→新名神高速道路 菰野IC→御在所ロープウェイ
• 車4：名神高速道路 豊中IC→新名神高速道路 菰野IC→御在所ロープウェイ

御在所ロープウェイに着いたらすぐの場所にある、ロープウェイ山麓駅から乗車しましょう。

 

スノーウォークの後は温泉がおすすめ

御在所岳でスノーウォークを楽しんだ後は、温泉に入って体を温めましょう。湯の山温泉のなかでもぜひ行っていただきたいのが、ホテル湯の本です。

御在所ロープウェイ乗り場から徒歩1分、新名神高速道路 菰野ICから車で約10分の位置にあります。疲れた体を休めるのにぴったりの場所です。

露天風呂は鈴鹿山脈と名古屋市街を一望できる眺めが人気となっており、夜になると夜景をお楽しみいただけます。

貸切風呂は2つ用意しています。1つ目は大人2人と子ども1〜2人が入れる「流星」です。もう1つは大人2人と幼児1人でお楽しみいただける「緑山」で、マイクロバブル付の貸切風呂となっています。

貸切風呂を利用したい場合は、当日フロントで予約をお申し込みください。予約に空きがございましたら、利用できます。貸切風呂の利用料金は以下の通りです。

• 「流星」の湯：2,750円（税込）/ 1回 45分間
• 「緑山」の湯：2,750円（税込）/ 1回 45分間

大浴場からは御在所岳を眺められ、木目調で心を落ち着かせてくれる空間となっています。温泉には美肌効果・疲労回復・神経痛・動脈硬化症・慢性消化器病・胆石症などに効能があるとされています。

日帰りでも温泉に入れるため、ぜひスノーウォーク後にお立ち寄りください。温泉の詳細は以下の通りです。

• 入浴時間：11：30～16：00（最終受付）
• 大人：1,000円　子ども：500円（3才～小学生）
• 休館日：不定休
• その他の料金：200円（フェイスタオル）、200円（バスタオル）

なお露天風呂、貸切風呂、大浴場はそれぞれバーチャル見学が可能です。ぜひ訪れる前にご覧になってください。

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※入浴料等は本記事執筆時点の情報になります。最新の情報は温泉ページをご覧ください。

 

まとめ

スノーウォークは子どもから大人まで一緒になって楽しめる、冬に人気のアクティビティです。冬の時期にしか見られない景色や感じられない体験ができるでしょう。

スキーやスノーボードとは違って、雪の上をゆっくりと歩きながらオフシーズンでは立ち入ることのできない場所を含め、冬ならではの散策を楽しめます。景色はもちろんですが、鹿や野鳥などの野生動物の冬の営みをすぐそばで感じることもできます。

御在所岳でスノーウォークをした後は、ホテル湯の本の温泉で体と心を休めてください。旅のよい締めくくりになるでしょう。

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