お役立ちコラム
【東海地方】トレイルランニング初心者にオススメのコース5選
近年注目を集めているトレイルランニングは、大自然を堪能しながら未舗装の道を走るスポーツです。
トレイルランニングに興味があっても、「初心者はどのコースを選ぶべきなの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、東海地方における初心者におすすめのトレイルランニングコースを5つご紹介します。
目次:項目選択でジャンプします
トレイルランニングとは
トレイルランニングとは、登山道や林道など舗装されていない道を走るアウトドアスポーツのひとつです。
近年のランニングブームや登山ブームの影響もあり、徐々に注目度が高まっているスポーツでもあります。
トレイルランニングは、雄大な自然の中で思い切り体を動かすの気持ち良さを味わえることが最大の魅力と言えます。
舗装された道では、何度も走るうちにその景色に見飽きてしまいがちです。
一方でトレイルランニングは、季節や天候によって日々変わりゆく景色の中を走り続けるためいつまでも飽きずに楽しめます。
普段は舗装されている道を走っており、気分転換として時折トレイルランニングへ出かけるランナーの方も珍しくありません。
魅力が満載のトレイルランニングですが、快適なランニングを楽しむためにも以下の装備が欠かせません。
- トレイルランニング用シューズ
- トレイルランニング用バックパック
- レインウェア
- 水分補給用グッズ
- 携帯食料
また、実際に走るコースも場所によって難易度が異なるため注意しましょう。
次項より、初心者の方におすすめなトレイルランニングのコースをご紹介します。
トレイルランニングオススメのコース①:猿投山
愛知県豊田市と瀬戸市にまたがる「猿投山」は、古くから霊山として信仰を集めているスポットとして有名です。
都市部からのアクセスの良さや登りやすさから、愛知県における登山のメッカとも称されています。
山頂までの道中はフラットな道が続き、時折上り坂があったりとトレイルランニングのコースとしても最適です。
急な斜面や岩場がないため、初心者の方も適度に走りを楽しめる環境と言えます。
白山や御嶽山を遠望できる山頂や御舟石などの巨岩巨石、トロミル水車など見どころも満載です。
▲整備された道と適度なアップダウンのコース
<アクセス情報>
- 所在地:〒470-0361 豊田市猿投町鷲取
- 猿投インターチェンジから北へ約30分
トレイルランニングオススメのコース②:御在所岳
御在所岳は三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市をまたぐ山で、日本二百名山や関西百名山、鈴鹿セブンマウンテンに選定されています。
急峻な岩壁やツツジ科の花々が立ち並ぶ他、「地蔵岩」や「大黒岩」など不思議な形をした岩も多数あり、どこを見ても飽きない景色が広がっています。
また、山頂手前まで移動可能なロープウェイが敷設されているため、観光客や登山初心者も安心して登ることができます。
【関連記事】「トレッキングプラン」参加体験レポート~トレッキング初心者にもオススメ~
トレイルランニングにおいては御在所岳を含んだ鈴鹿山脈の山々をまたいだコースで走る方が多いですが、ご自身の体力に応じてプランを立てると良いでしょう。
御在所岳に訪れた際は、ロープウェイ乗り場付近にある湯の山温泉の温泉街も要チェックです。
薬師如来のお告げにより発見されたと言われている湯の山温泉のお湯は、美肌の湯として評判を集めています。
ランニングの疲れを温泉で癒したり、美味しい料理を堪能しつつ宿泊をするという楽しみ方もおすすめです。
<アクセス情報>
- 所在地:〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野
- 菰野インターチェンジから国道477号線に降りて湯の山温泉方面へ
トレイルランニングオススメのコース③:養老山脈
養老山脈は三重県と岐阜県にまたがり、濃尾平野の西縁をなす山地です。
日本の滝百選にも選ばれた「養老の滝」を目当てに、年間1万人もの登山客が訪れる人気スポットでもあります。
2018年~2021年と続けて「養老山脈トレイルランニングレース」も開催されており、ロングコース・ショートコースという2タイプのコースで多くのランナーがレースを楽しみました。
年齢や実力に合わせ、無理のない範囲で走ることができるため初心者の方も安心して参加することができます。
高速道路で名古屋からは約1時間、大阪・京都からは約2時間で行ける他、最寄りの「養老駅」からは徒歩15分で登山口へ辿り着けるというアクセスの良さも魅力です。
ただし養老駅からの電車は1時間に1~2本のペースとなっていることに加え、運賃は現金支払いのみ可能な点には注意しましょう。
<アクセス情報>
- 所在地:〒503-1254 岐阜県養老郡養老町養老公園1290-273(養老の滝駐車場)
- 養老インターチェンジから国道213号線へ降りてから県道96号線を進んで約14分
トレイルランニングオススメのコース④:尾鷲、馬越峠コース
三重県尾鷲市を囲む山々の登山道をつないだ、「尾鷲トレイル」と呼ばれるコースです。
入口から馬越峠を経由して八鬼山まで目指すコースは全区間で37.7キロメートルもあり、「一撃」と称して1日で走破を目指す上級者ランナーもいます。
ただし急登と急降が連続するうえ、水分を補給できるポイントが一切ない険しいコースです。
そのためトレイルランニング未経験者の方にはあまり向いていませんが、穏やかな登山道を何度か経験したうえでレベルアップをしてみたいという方は挑戦をしてみても良いでしょう。
途中にある「オチョボ岩」や天狗倉山山頂からの眺めは、低山ながら圧巻の風景が広がっています。
なお、尾鷲トレイルには1キロメートルごとの区間にオレンジ色のマーキングテープが付けられています。
初めて尾鷲トレイルのコースに足を踏み入れる際は、迷わないようにマーキングテープを目印にしながら走りましょう。
<アクセス情報>
所在地:〒519-3600 三重県尾鷲市大字南浦4075 周辺
トレイルランニングオススメのコース⑤:愛知県民の森
愛知県民の森は、「鳳来寺県有林」地内に愛知県が開設した総合森林レクリエーション施設です。
毎年3月になると「OSJ新城トレイル」というレースも開催されており、11・32・64キロメートルの3コースが用意されています。
林道の途中、亀石の滝や蔦の滝など複数の滝が見られることも特徴です。
中でも亀石の滝は、32キロメートルもの高さから流れ落ちる水の壮観な光景に圧倒されることでしょう。
全体を通して登り降りが多く骨のあるコースで、山登りやトレイルランニングにある程度慣れてきた方も申し分ない走りごたえを実感できます。
「モリトピア」という複合施設もあり、トレイルランニングで汗を流した後は温泉に入ったり、そのまま宿泊することも可能です。
<アクセス情報>
- 〒441-1693 愛知県新城市門谷鳳来寺7-60
- JR飯田線「みかわまきはら駅」徒歩15分
御在所岳でトレランを楽しんだ後に泊まりたい宿
御在所岳でトレイルランニングを楽しんだ後は、湯の山温泉の温泉街で疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
御在所ロープウェイ乗り場まで徒歩1分の場所に位置する「ホテル湯の本」は、日帰りから宿泊まで多彩なプランを用意しています。
四日市や名古屋市内の景色を一望できる絶景露天風呂や山と海の幸をふんだんに使った自慢の料理で、多くの登山客の方々へやすらぎのひと時を提供しております。
ファミリーやカップルなど親しい方とお越しの際は、予約により利用可能な貸切露天風呂もおすすめです。
<概要>
- 所在地:三重県三重郡菰野町大字菰野8497
- アクセス:御在所ロープウェイ乗り場すぐ
- TEL/FAX:059-392-2141/059-392-3083
- 駐車場:30台
ホテル湯の本の紹介
- 入浴時間:11:30~16:00(最終受付)
- 大人:1,000円 子ども:500円(3才~小学生)
- タオル フェイスタオル200円、バスタオルレンタル200円
- 貸切風呂 入浴料とは別に貸切風呂2,750円(45分間)※フロント予約のみ
※入浴料は本記事執筆時点の情報になります。最新の料金は温泉ページをご覧ください。
▼ホテル湯の本の絶景露店風呂。湯舟にゆっくり浸かってホッと一息…
▼御在所ロープウェイまで徒歩1分!『ホテル湯の本』の日帰りランチ&温泉プランはこちら
まとめ
トレイルランニングとは、登山道のように舗装されていない道を走り抜けるスポーツのことを指します。
天候や季節によって様々な表情を見せる自然の中を走り抜ける爽快感は、ランニングに慣れている方・初心者の方問わず1度は味わうべきです。
初心者の方は、以下のコースをおすすめします。
- 猿投山
- 御在所岳
- 養老山脈
- 尾鷲、馬越峠コース
- 愛知県民の森
コースによって難易度は異なりますが、本記事を参考に「走破できそう!」と思った場所を選んで挑戦してみてください。
\あわせて読みたい登山記事/
【関連】御在所岳登山で知っておくべき基本情報まとめ
【関連】国見岳登山で知っておくべき基本情報まとめ
【関連】鎌ヶ岳登山で知っておくべき基本情報まとめ
【関連】菰野富士の登山・ハイキング情報まとめ
登山客を応援!
ホテル湯の本は、
あなたの山登りをサポートします!
- 御在所ロープウェイ乗り場まで、ホテルから徒歩1分
- 御在所岳 裏登山口まで徒歩3分、中登山口まで徒歩30分
- トレッキングプランは、
中登山口まで無料送迎つき
※公式サイト予約限定特典、
冬季(鈴鹿スカイラン通行止め期間)は不可 - チェックイン前・チェックアウト後も、駐車場利用可能
- 翌日に登山する場合、
登山後の温泉入浴可能
この記事の
監修者
伊藤
御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
Copyright © HOTEL YUNOMOTO. All Rights Reserved.