お役立ちコラム
東海地方の電車で行ける紅葉スポット10選を紹介！
秋と言えば紅葉シーズン。木々の葉が赤や黄色に色づく姿はとても幻想的です。
もみじ狩りやこの時期ならではの景観を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
東海地方には東海ならではの歴史スポットをはじめ、自然に囲まれた山や公園など、ひとり旅でもファミリー・カップルの旅行でも楽しめる場所が多くあるのもポイントです。
この記事では、電車で行ける東海地方の紅葉スポット10選と紅葉を楽しむためのコツをご紹介します。
美しい東海の紅葉を思いっきり楽しみましょう。
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東海地方の電車で行ける紅葉スポット
東海地方には電車で行ける紅葉スポットが多数あります。
赤や黄色に色づいた木々は、まさにフォトジェニック。
山の美しい自然、お城、日本庭園など、それぞれ違う魅力を持つスポットが揃っていますので、きっと好みの紅葉スポットが見つかるはずです。
紅葉シーズンには、ライトアップなどのイベントが実施されていることも多いので、あわせてチェックしてみてください。
スポット①：御在所岳
三重県三重郡菰野町の御在所岳は、東海地方でも人気の紅葉スポットです。
御在所岳の紅葉は、山頂から順に約1ヵ月かけて段階的に見頃を迎えます。
山上エリアは10月中旬、中腹エリアは10月下旬、麓の温泉街エリアは11月下旬頃が見頃。
山上エリア、中腹エリア、山麓の温泉街エリアと、それぞれ違う景観が楽しめるでしょう。
紅葉を楽しみながらの登山はもちろん、全長2,161mのロープウェイで空から赤や黄色に紅葉した御在所岳を眺められる「御在所ロープウェイ」も大人気。
紅葉シーズンには多くの人で賑わいます。
御在所岳の中腹には湯の山温泉もありますので、紅葉と一緒に温泉も楽しめるのもポイントです。
紅葉シーズンの御在所岳の観光については、以下の記事を参考にしてください。
【関連記事】【2023年】紅葉シーズンの御在所岳の混雑状況は？渋滞や混雑を避ける方法も解説
スポット②：名古屋市東山動植物園
愛知県名古屋市にある市内屈指の紅葉スポットが、名古屋市東山動植物園です。
地下鉄東山線「東山公園駅」、または「星ヶ丘駅」から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力。気軽に電車で行ける紅葉スポットです。
園内では池に映る紅葉や、趣ある日本庭園など見どころもたくさん。
紅葉シーズンには、もみじ狩りイベントやライトアップも実施されます。
赤、橙、黄、黄緑、緑の5色が交じる名物の「五色もみじ」の「もみじトンネル」は圧巻の美しさです。
引用元：名古屋市東山動植物園
スポット③：白鳥庭園
愛知県名古屋市にある白鳥庭園は、敷地面積3.7haと、名古屋市内随一の規模を誇る回遊式日本庭園です。
庭園内には1,500本の木が植栽されており、秋には日本庭園が鮮やかに彩られます。
滝や池、茶室などの景観とともに眺める木々の紅葉は一見の価値ありです。
見頃の時期にはライトアップやイベントも実施しているので、訪れる際にはチェックしてみてはいかがでしょうか。
スポット④：徳川園
愛知県名古屋市にある徳川園は、尾張徳川家の邸宅であった庭園。
2.3haの池泉回遊式の日本庭園には、意匠を凝らした景観が多数あります。
龍門の瀧、山水画のような渓谷美を表現した虎の尾、落差6mの大曽根の瀧など見どころも多く、庭園が紅葉に彩られる様子は圧巻です。
紅葉シーズンには夜間開園やライトアップ、イベントも開催されます。
JR中央本線「大曽根駅」から徒歩10分でアクセス可能。「名古屋駅」からもバス利用でアクセスできます。
引用元：徳川園
スポット⑤：定光寺
定光寺は愛知県瀬戸市にある臨済宗の古刹です。
1336年（建武3年）に創建され、尾張藩祖徳川義直公の廟所と室町時代後期に建てられた本堂「無為殿」は、国の文化財に指定されています。
定光寺では、本堂付近や境内に植えられた木々が見どころ。また近隣の定光寺公園でも紅葉を楽しめます。
落ち着いた雰囲気の中、紅葉を眺めながらの散策もおすすめです。
スポット⑥：国宝彦根城
滋賀県彦根市にある国宝彦根城もおすすめの紅葉スポット。
井伊家の城として知られる彦根城には、たくさんの見どころがあり、滋賀県内屈指の人気観光スポットでもあります。
国宝に指定されている天守や櫓などの貴重な文化財と、紅葉のコラボレーションは必見です。
彦根城で特におすすめの紅葉スポットとしては、江戸時代に造られた井伊家の大名庭園である「玄宮園」。
豪華な雰囲気の池泉回遊式庭園で、国宝の天守や城内の木々を背景に、庭園内の池や橋を紅葉が彩る様子が見られます。
夜間には「錦秋の玄宮園ライトアップ」も実施。幻想的な雰囲気を味わうことができます。
引用元：彦根観光ガイド
スポット⑦：名古屋城
愛知県名古屋市の観光名所でもある名古屋城。御三家筆頭の尾張徳川家の居城であり、シャチホコでも知られるお城です。
敷地内には木々が多く植栽されており、秋には城内を赤や黄色の木々が彩ります。
お堀の外からの眺めも良く、紅葉に彩られた名古屋城はぜひ写真に収めたくなるでしょう。
名古屋城内の紅葉スポットとしては、名勝二之丸庭園や茶室の周辺がおすすめです。
地下鉄名城線「名古屋城駅」から徒歩5分という好アクセス。電車でも行きやすい紅葉スポットです。
引用元：特別史跡名古屋城
スポット⑧：学びの森のイチョウ並木
岐阜県各務原市にある学びの森は、広々とした芝生広場となっており、ピクニックにもぴったりな公園です。
公園内にはカフェもあり、公園内を散策しながらゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。
公園の南側では、約200mに渡って約70本のイチョウが植えられたイチョウ並木が楽しめます。
紅葉シーズンにはイチョウが黄金色に染まり、美しくロマンチックな景色を演出。
デートにもおすすめのフォトジェニックスポットです。
スポット⑨：上野公園
三重県伊賀市の上野公園は、藤堂高虎が築いた内堀の石垣が見どころの伊賀上野城や、松尾芭蕉の生誕300年を記念して建てられた俳聖殿。
他にも伊賀流忍者について楽しく学べる伊賀流忍者博物館など、伊賀の歴史を知ることができる観光スポットです。
公園内の各所にもみじが植栽されており、俳聖殿前のもみじが一番早く色づきます。
伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩5分の好アクセス。紅葉を楽しむのはもちろん、伊賀観光や周辺の散策にもおすすめです。
スポット⑩：祖父江の銀杏林
愛知県稲沢市は祖父江エリアを中心に、日本有数のぎんなん生産量を誇っています。
市内には1万本以上のイチョウが植えられており、秋になると町全体が黄金に彩られる様子は圧巻です。
特に祐専寺や名鉄「山崎駅」周辺は、樹齢200年を超える古木や久寿銀杏の原木など見どころ多数。
祖父江ぎんなんパークでは、祖父江に植えられている全種類のイチョウを見ることができます。
11月下旬の紅葉シーズンには、「祖父江黄葉まつり」を開催。
夜間にはライトアップも実施され、美しく幻想的な光景が広がります。黄金色に輝く秋の祖父江は、一見の価値ありです。
引用元：稲沢市
紅葉を楽しむコツも知っておこう
東海地方にはたくさんの紅葉スポットがあり、秋には多くの人が紅葉を楽しみに訪れます。
紅葉は眺めるだけでも良いものですが、快適に過ごすこともポイント。
綺麗な景色を満喫するために、紅葉を楽しむコツをご紹介します。
山地での歩き方
山地へ紅葉を楽しみに行く場合には、いくつか注意が必要です。
秋の山は、日の出が遅く日の入りが早くなりますので、思っていたよりも早く暗くなってしまいます。
日照時間の短さを考慮した登山計画を立てるのがコツ。ヘッドランプも忘れずに準備しましょう。
10月下旬頃となると、場所によっては降雪となる場合もあります。雨具や防寒具は必ず持参しましょう。
秋とはいえ、山の気温は平地より低くなりやすいのが特徴です。
特に朝晩は急に気温が下がりますので、防寒対策は入念に行ってください。紅葉シーズンは登山客や観光客が増える季節です。
有名な紅葉スポットは混雑も予想されますので、宿や施設の予約は早めに取っておくことをおすすめします。
以下の記事では、電車で行ける登山スポットが掲載されていますので、チェックしてみてください。
【関連記事】【東海地方】電車で行ける登山スポット10選！初心者も登れます！
温泉も一緒に楽しむ
登山やもみじ狩りのあとには、疲れた体を癒す温泉はいかがでしょうか。
内湯も良いですが、紅葉と合わせて楽しむなら露天風呂がおすすめ。
温泉に浸かりながら紅葉の絶景を眺めるという、贅沢な時を過ごせるでしょう。
ホテル湯の本では、御在所岳の美しい紅葉を眺めながら温泉を堪能できます。
旬の食材を使った美味しい食事が付いた日帰りプランもご用意。紅葉を味わいながら、ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。
まとめ：電車で行ける紅葉スポットについて
御在所岳、庭園やお城、イチョウ並木など、東海地方には様々な紅葉スポットがあります。
駅から徒歩圏内にあるスポットも多く、アクセスの良さも魅力です。
紅葉シーズンには、夜間ライトアップや秋ならではのイベントを実施しているところも多くあります。
山地を歩く際には気候を踏まえ、きちんと準備しておくことが大切です。
秋は冷えやすい季節でもありますので、防寒具や雨具は忘れずに持参しましょう。
また、紅葉を満喫するなら温泉も一緒に楽しむのがおすすめ。露天風呂なら、温泉に浸かりながら紅葉を楽しめます。
美しい景色の中でゆったりとした時間を過ごしながら、日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
ホテル湯の本では、気軽に楽しめる日帰りプランもご用意しています。
美味しい食事と日帰り温泉で、御在所岳の自然を満喫していただけます。
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この記事の
監修者
伊藤
御在所ロープウェイ最寄りの温泉旅館「ホテル湯の本」の営業企画責任者として勤務。趣味は登山とスノーボード。若いころは山岳部だったこともあり、鈴鹿の山々を歩いています。
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