湯の山温泉は三重県北部の菰野町に位置しており、名古屋方面からのアクセスは比較的優れています。
実際、名古屋から湯の山温泉にはどの方法で行くのがベストなのか、交通手段ごとにかかる時間が気になる人もいるでしょう。

この記事では、名古屋から湯の山温泉へのアクセス方法を交通手段別でまとめました。
湯の山温泉を訪れる際の注意点やおすすめの過ごし方、おすすめの旅館・ホテルも紹介しています。

名古屋方面から湯の山温泉に行こうと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

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名古屋から湯の山温泉へのアクセス方法

名古屋から湯の山温泉に向かう際は、主に3つの交通手段があります。

1. 車
2. 電車
3. バス

 

アクセス方法①：車

名古屋から湯の山温泉に行く際、最もメジャーな交通手段が車です。
車で湯の山温泉まで向かう場合は、以下の経路を辿るのが一般的です。

• 名古屋高速等を利用して東名阪自動車道名古屋西インターチェンジへ
• 新四日市ジャンクションで新名神高速道路に乗り換えて大阪方面へ
• 新名神高速道路菰野インターチェンジを下車
• 国道477号線に入り、湯の山温泉方面へ

名古屋のどの辺りから湯の山温泉に向かうかにもよりますが、1時間前後でアクセスできます。

 

アクセス方法②：電車

名古屋から湯の山温泉まで電車で向かう場合のルートは以下の通りです。

• 近鉄名古屋駅で近鉄名古屋線に乗車し、近鉄四日市駅で近鉄湯の山線に乗り換え
• 近鉄湯の山線 湯の山温泉行に乗車し、湯の山温泉駅を下車
• 湯の山温泉駅で路線バスに乗り換え、終点の「御在所ロープウエイ前」下車

電車の場合、近鉄名古屋駅から近鉄四日市駅まで、近鉄四日市駅から湯の山温泉駅までかかる時間がそれぞれ30分ほど。
御在所ロープウエイ前までの路線バスは10分ほどなので、電車で湯の山温泉に行く場合、乗り換えの時間を含めて1時間30分程度かかります。

 

アクセス方法③：バス

名古屋から湯の山温泉に行く場合、三重交通が運行している「名古屋湯の山高速線」の利用もおすすめです。

名古屋湯の山高速線は名鉄バスセンターから出発しており、四日市インターチェンジを経由して以下の場所に停車します。

• アクアイグニス
• 近鉄湯の山温泉駅
• 御在所ロープウエイ前（終着）

なお、名鉄バスセンターから乗車した方には、御在所ロープウェイの往復乗車券が割引になるクーポンがもらえるので、この点も含めておすすめです。
バスの場合、名古屋から湯の山温泉までおよそ1時間20分かかります。

引用元：三重交通｜時刻表

 

湯の山温泉来訪時の注意点

湯の山温泉を訪れる際は、以下の3点に注意が必要です。

1. 紅葉シーズンの交通渋滞
2. 冬季の路面の凍結・通行止め
3. 御在所ロープウェイの営業時間

 

注意点①：紅葉シーズンの交通渋滞

湯の山温泉は御在所岳の麓にあり、10月頃は紅葉を目当てに訪れる観光客で御在所ロープウェイが非常に混雑します。
高速道路を下車してからは国道477号線を通る一本道になるため、紅葉シーズンは駐車場に入るまでに時間がかかり、渋滞することが多いです。

なお、駐車場の台数には限りがありますが、湯の山温泉のホテルや旅館に宿泊するのであれば、施設の駐車場を利用できます。
御在所ロープウェイ乗り場から近くにあるホテルや旅館を利用して、効率よく駐車場所を確保するのもおすすめです。

 

注意点②：冬季の路面の凍結・通行止め

湯の山温泉の温泉街は標高400mほどの位置にあり、近年では積雪を記録することはないものの、冬季は路面の凍結や一部区間が通行止めになるため注意が必要です。

温泉街には急勾配な坂道も多く、普通タイヤでは走行が困難な場合もあります。
日帰りで湯の山温泉に向かう場合は問題ないかもしれませんが、宿泊した翌朝に車を利用する場合は、路面の凍結に特に気を付けなければなりません。

また、国道477号線はかもしか大橋を越えた辺りから滋賀県方面にかけて、冬季は通行止めになります。
名古屋方面から国道477号線を使って滋賀県方面に向かうケースはあまりないかもしれませんが、通行できるルートが限られる点も覚えておきましょう。

湯の山温泉の積雪情報は、以下の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】湯の山温泉の積雪情報！近年の状況や通行止めエリア・訪問時の注意点も解説

 

注意点③：御在所ロープウェイの営業時間

湯の山温泉に行った際、観光の目的とすることが多い御在所ロープウェイですが、12月1日から3月31日までの間は、営業終了時間が通常より1時間早くなる点にも注意が必要です。

 

終了時間	4月1日から11月30日まで	12月1日から3月31日まで
ロープウェイ	上り線：17:00 下り線：17:20	上り線：16:00 下り線：16:20
展望レストランナチュール アルペンホール モンベルルーム御在所店	17:00	16:00
お土産ショップ「ベルフォレ」	17:40	16:40

 

ロープウェイの営業終了時間に合わせて、展望レストランや麓にあるショップの営業時間も短縮されます。
冬季に湯の山温泉に向かう際は、御在所ロープウェイをはじめとする営業時間に気をつけましょう。

引用元：御在所ロープウェイ｜営業時間・料金案内

 

湯の山温泉のおすすめの過ごし方

湯の山温泉を訪れた際のおすすめの過ごし方を2つ紹介します。

1. 御在所ロープウェイ
2. パワースポット巡り

 

おすすめ①：御在所ロープウェイ

御在所ロープウェイは、湯の山温泉の有名な観光スポットの一つです。
御在所岳の山頂付近までロープウェイで手軽に行くことができ、四季折々の風景を満喫できます。

秋の紅葉は最も有名ですが、冬になると樹氷を観測でき、冷えた体を温泉でしっかりと温めるのも非常に贅沢なひとときです。
御在所ロープウェイからは四日市市街などを一望でき、運がよければカモシカを見つけられることも。

御在所岳は手軽に登れる山としても有名なので、湯の山温泉を訪れた際は御在所岳登山にチャレンジしてみてもよいでしょう。

【関連記事】御在所ロープウェイの楽しみ方とは？周辺観光やお得な割引情報を紹介

 

おすすめ②：パワースポット巡り

湯の山温泉を訪れた際は、温泉街や御在所岳にあるパワースポット巡りもおすすめです。

• 御在所岳の地蔵岩
• 寿亭の庭園内にある子宝観音
• 蒼滝

上記は湯の山温泉からほど近い距離にある有名なパワースポット。

なお、御在所岳には「珍岩」と呼ばれる、ちょっと変わった形をした岩が点在しています。
宿の近くを散策しながらパワースポット巡りをするのはもちろん、御在所岳に登って珍岩を見に行ってみてはいかがでしょうか。

湯の山温泉周辺の観光地は、以下の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】湯の山温泉周辺の観光地10選！観光を楽しんだ後は温泉に浸かろう

 

湯の山温泉のおすすめホテル・旅館

湯の山温泉には、合計15ほどのホテルや旅館があり、いずれも趣が異なり魅力的です。
なかでも、以下のホテルや旅館は、多くの方から支持を集めています。

• ホテル湯の本
• グリーンホテル
• 寿亭
• アクアイグニス

一口に湯の山温泉といっても、施設に引いている源泉は異なっていることが多く、泉質もさまざまです。
湯の山温泉に行こうと計画している方は、候補地の料理や部屋のグレードだけでなく、泉質も含めて比較してもよいでしょう。

 

ホテル湯の本なら御在所ロープウェイ乗り場から徒歩1分

ホテル湯の本は御在所ロープウェイ乗り場から徒歩1分の場所にあり、湯の山温泉の周辺を観光する際にも便利です。
宿泊される方であればホテルの駐車場を利用できるので、秋の紅葉シーズンの駐車場探しに困ることもありません。

露天風呂からは名古屋市街を一望でき、貸切風呂で家族水入らずの時間を過ごすこともできます。
ホテル湯の本では日帰り入浴も可能なので、詳しくは温泉ページをご覧ください。

また、個室のお部屋で昼食を食べられる日帰りプランや、旬の食材をふんだんに使ったコース料理を堪能できる各種宿泊プランもあります。
湯の山温泉に旅行・観光する計画を立てている方は、ホテル湯の本をぜひご利用ください。

 

まとめ：名古屋から湯の山温泉は約1時間でアクセス可能

名古屋から湯の山温泉まで、車であれば1時間ほどでアクセスでき、電車やバスを利用しても約1時間30分で到着可能です。
秋の紅葉シーズンや冬の路面の凍結、御在所ロープウェイの営業時間などには注意が必要ですが、時間に余裕を持って行動すれば、湯の山温泉を満喫できます。

本記事の内容を参考にしながら、湯の山温泉への旅行・観光計画を立ててみてはいかがでしょうか。

ホテル湯の本の「過ごし方・観光ページ」では、湯の山温泉のおすすめスポットなどを紹介しています。
湯の山温泉に限らず、周辺の観光スポットも掲載しているので、あわせて参考にしてみてください。

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